30 Jun – 11 Aug 2018

Nao Kawano Fujii
"FLASHBACK part 2"

13:00-18:00 [開廊時間を変更しました]
日・月・祝日休
Closed on Sun, Mon and Holidays

Opening reception / 18:00 - 20:00, 30 Jun 2018

同時開催展: ART NEXT No.3 "不透明なメディウムが透明になる時"
HAMからは Nao Kawano Fujii (河野奈穂)大和由佳 先間康博が参加します。
電気文化会館 5F 東・西ギャラリー
24 July - 5 August 2018

お知らせ:7月28日(土)はこの企画展受付のためGalleryのほうは臨時休廊をさせて頂きます。ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。
是非のご来館をお待ちしています。

NCAMの参加ギャラリーのうち15ギャラリーが集結し、愛知県美術館企画課長拝戸雅彦氏のキュレーションで新世代のアーティストのさまざまな造形表現を紹介しています。
現代美術を中心としたこの展覧会をきっかけに1年後に控えた あいちトリエンナーレ2019「情の時代」に関心と期待とを持ってもらう,と同時に、現代を生きる私達が作り出す美術そのものの面白さを提案します。

身の回りにある、ごくありふれたモノを眺める。また手に取ってみる。
私たちは、モノに対しての固定概念や経験を通して記憶があります。

モノからインスピレーションを得て、そのモノがもつ素材の個性を自身の勝手な解釈と感覚で変換させる。
そのモノがもつ要素を完璧に捨てず、残された個性とわたしは対話し、表現する。

描くという行為を捨てきれず、現在に至るまで、しつこく、何かに取り憑かれたかのように描くといった行為を組み込まずにはいられない。
新たな絵画的可能性を追求しながら、自身と作品との距離をうまく保っていきたい。

今回は昨年Gallery HAMで展示した”FLASHBACK” のpart 2 です。この制作過程/作品は、前回とは違いより深い記憶の中に埋もれながら制作しました。
part1の制作過程と展示風景の記憶の覆し。作家は常に制作しては、それをどこかで破壊し覆すという作業の繰り返しだと思います。
自身がもつ概念をどこまでねじ曲げていけるのか、そこも醍醐味のひとつです。

私たちはある意味、記憶に生かされています。作品とはフィクションを交えてそれを記録していくのではないかと考えています。

Nao Kawano Fujii